当店での[BENIFUUKI 丸子紅茶べにふうき]
静岡市丸子で生産される村松二六さんが作る丸子紅茶。
遡る事明治時代、多田元吉翁が中国、インドまで命懸けで巡り、ダージリン、アッサムなど紅茶製造の技術を学び、日本に持ち帰り全国にひろめました。1881年に初めてインド式製法で本格的紅茶製造が始まりましたが、1971年の紅茶輸入自由化により、生産量が激減しました。
この丸子の地に紅茶の灯を消してはならないと、村松二六さんは1989年より紅茶作りをスタート。茶園の土作り、茶樹栽培、紅茶発酵の仕組みなど研究し、「べにふうき」の生産に日本で初めて成功しました。萎凋器と発酵器は独自開発し、発酵器は国内特許を取得。
丸子紅茶の製造研修に行かせていただきました!
摘み取った茶葉を萎凋して水分を取り
除き香り成分が出やすくしています。
茶葉に圧力をかけて揉み、酸化反応を進みやすくしています。
2023年6月、世界緑茶協会は、「O-CHAパイオニア賞」に6名の発表があり、国産紅茶ブランド「丸子紅茶」の製造技術を確立し消費拡大につなげたとして村松二六さんが[特別大賞]を受賞されました。